クロストーク

CROSS TALK

ディー・オー・エスの役員にインタビューを実施しました。

求められる人物像、会社の風土、人材育成方針などについて本音を探ります。

―まず最初に、皆さんの現在のお仕事や役職を教えてください。

近重
私は、1984年に新卒で入社しました。気づけば30年以上過ぎていますね(笑)。入社して、まずはプログラム開発からスタートして、システムエンジニア、それからプロジェクトマネージャーを経験させていただいて、新潟営業所、富山営業所の立ち上げも任せていただきました。今ではソリューション事業本部にて事業の安定維持、拡大のために陣頭指揮をとらせていただいています。
横瀬
近重さんが1984年、となると私は1985年入社ですね。中途で入社して、開発部署に入り、COBOLや、PL/I、Fortran、Cなど、様々な言語で開発をしました。それから受託開発・人材派遣の営業管理を経て、2014年ごろに今のプロダクト事業部へ移動になり、SS1開発の責任者として従事しております。具体的には、SS1の品質を確保するということと、お客様の要望対応を速やかに実行する、というのが主な業務ですね。
川淵
私は1996年に、中途入社で入ってきました。お二人もそうですが、私も最初は開発者として入社しました。ちなみに面接は追立社長と横瀬さんにしていただきましたね(笑)。
横瀬
そういえば、川淵さんは私の部下だったこともあったね(笑)。
川淵
はい(笑)。それから、1999年くらいに今の当社の主力製品となるSS1の企画ができて、システム部に異動し、パイロットユーザー様の仕様の打ち合わせなどを担当するようになり、SS1「ver.1」完成後には営業企画としてプロモーション活動を担当し、その後、営業を経て、現在はSS1販売部門の責任者を任せていただいています。
近重
今も変わらずですが、入社された時にすごく爽やかな人が来たなぁ、と思ったのを覚えてますよ。当時は、川淵さんみたいな方がいなかったからね(笑)。
川淵
えー、それほんとですか…(笑)?
横瀬
昔からみんなで、ゴルフとか野球とか、色々社員同士で活動していたから、部署は違えど関係は持ってて楽しく仕事してたよね。

―社員間の活動は昔からあったんですね。皆様、役員という立場になられてから、心境の変化などありましたか?

近重
心境の変化と言えるかわかりませんが、会社全体の経営の一端を担わせていただいておりますので、社員の皆様の発展と顧客満足に寄与できるように、ということは常に意識して活動していますね。
横瀬
そうですね、以前より会社全体のことも含めて、社員の皆さんが幸せになれるように我々も日々頑張っています。
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「目標に向かって、一緒に楽しく仕事ができるか」という、大切な判断基準。

―ディー・オー・エスの役員でもあり、面接官でもある皆様、皆様の面接官としての”軸”は何ですか?

近重
我々はソフトウェア開発の会社なので、経験の有無は別として本気でITに携わりたいと思っているかどうか、意欲や熱意、元気があるのかをみられるようなお話をしますね。
横瀬
そこは重要なポイントですよね。

―ITへの熱意ですか。熱意を見ることは難しいように思えるのですが、どういった観点で判断されていますか?

横瀬
その人の喋り方、雰囲気、そういったものも統合して、文章を作りこんで、言葉を綺麗に並べ立てているとかよりは、話している表情などで見極めていますね。スポーツ経験やアルバイト経験など、何か一生懸命打ち込んでいたことがあるか、そのなかでの成功や挫折などの体験があれば聞いて、実際に採用させていただいた時に、困難に立ち向かっていける熱意があるかを判断しています。
近重
面接時は学生さんも緊張されていますが、正直私も緊張しています(笑)。なので、できる限りリラックスできるように、最初は世間話から入ったりしますね。お互いが、自分の考えをきちんとお話できるのが1番ですし。
横瀬
わたしもコミュニケーション能力は大事だと思っています。質問に対してあっている回答ができるかどうか、コミュニケーションがきちんととれるのかというところは、仕事をする上で重要なので…。極端に言ってしまえば世代が違っても、我々と話が合うか、話ができるかどうかですかね(笑)。
川淵
それは思いますね。最終的にはこの人と楽しく仕事できるかな、とか。私が営業をしていたこともあり、第一印象も非常に大事なのですが、それだけでなく、話をしていくなかで実際に社員として働いている姿を思い浮かべながら、この方が当社に入社して幸せになれるかといったことをイメージしながら面接をしています。ですので、”軸”は一緒に楽しく仕事ができる人か?という点でしょうか。
近重
確かに、我々は役員でもありますが、事業部の責任者つまり「現場」でもありますので、気持ち的にはそういう「一緒に仕事がしたいかどうか」ということも大切にしていますね。
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時代に合わせて制度などもすぐに取り入れていて、風通しの良さは感じてもらえるんじゃないかな。

―ディー・オー・エスはどんな会社ですか?

横瀬
なんだろう…。自分の意見を通しやすいんじゃないかな、と思っています。
近重
それは私も思いますね、風通しが良い、といいますか。
横瀬
お、良かったです(笑)。開発のメンバーにもSS1の改善要望を出してもらったりしていて、誰の意見など関係なく良いものがあれば実際に機能追加したり。そういう機会はありますね。
川淵
あとは大きな組織にありがちなわずらわしい人間関係のしがらみもなく、のびのび仕事できる環境かな、とも思いますね。
近重
うんうん、中小企業の良さかもしれませんが社員から上司、幹部、社長と、上下間の風通しがよくてアクティブな会社だと思っています。週1で各部署の責任者が集まり、連絡会を開催していて、その場で社員からの意見などの情報交換をするので話が早く風通しは良いですね。
横瀬
ですね。そのおかげで業務だけではなく、社内環境といいますか、ノーネクタイや昼休憩のシフト制など、時代に合わせた制度もすぐに取り入れていますね。

―なるほど、ではそんなディー・オー・エスにはどんな人がなじみやすいと思いますか?

川淵
「笑顔を絶やさない人」ですかね。そういう人は話しやすく安心感もあり、親しみを感じますので、社内でのコミュニケーションも上手にとれると思います。あとは営業は特に、自分をとりつくろうことがない、かざらない人、さらに成果が出ることをやれる人はなじみやすいですね。
近重
それは確かにありますよね。あとは、当社には開発やユーザーサポート、営業など様々な職種があるので色んなことにチャレンジしたいというか、なんでもやってみたい!という意思を持った方はなじみやすいかな、とも思いますね。
横瀬
近重さんの言われるように、好奇心旺盛な人がいいのかなぁと思いますね。例えば開発から営業へ異動して、豊富な製品知識を販売の現場で活かしていただくなど、徐々にですがジョブローテーションの体制もできていますので、色んな場面で活躍いただけるのではないでしょうか。
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「自創経営」ができる人財を目指して。

―ディー・オー・エスの”厳しさ”を教えてください。

近重
我々は、どの事業部も基本的にはエンドユーザーと直接お取引をすることを意識しています。また、SS1というパッケージ製品を持っているということで、全てを自社で手掛けるという思いで進めています。始めて経験する業務でも、お客様にしっかりとしたアウトプットをご提供しなければいけない、という点での厳しさはありますね。誰でも名前を知っているような規模のお客様の業務を請け負うことも多いので、責任感のある仕事が求められます。
横瀬
プロダクト開発でもそうですね、柔軟に、多くのお客様にご利用いただける製品づくりが必要になってきます。お客様によって規模も環境も様々なので、快適にご利用いただくには入念な検証が必要になるので、そのあたりは厳しく取り組んでいますね。あとは、当社が行動指針としている「原因自分論」ですね。つまりすべての原因は自分にあるということで、自分が変われば、相手も変わるという意味が込められています。私自身も常に意識しているのですが、時折実践できないこともある。この点では厳しい指針だなと思いますね。
川淵
確かに、個人をすごく尊重しますが、「わがまま」や「原因他人論」は許しません。あとは手取り足取り教えない、基礎はしっかり作りますがそこからはヒントを与えて自分で考えてもらう。いまや死語かも知れませんが、「先輩の仕事を見て盗む」は今でもやってもらいたいことの1つですね。
近重
まさに会社のポリシーである、自ら考え、実践する「自創経営」ですね。

―「自創経営」ですか、確かに厳しい方針かもしれませんね。

近重
そうですね、我々にとっても難しいことかもしれませんが、自創経営ができる人財を育成することを目指しています。もちろんプログラムを教えずにやれといってもできませんので、基礎はきちんと教えてます。教育・研修後の成長は自分で掴み取れるような人財育成ができればいいですね。
横瀬
ですね、これは時代といいますか本当に人それぞれなのですごく悩むところではありますね。
近重
つまずいたり、どうしても解決できない、ということももちろんありますので、いざという時には手を差し伸べてあげるのですが、基本的には自分で考えるということに重きを置いて、成長を促す方針です。

―なるほど、放任主義というわけではなく、個人個人の自立と成長を促すということでしょうか。

川淵
ですね、なので社員が自発的に学びやすい環境と、それを公平に評価する制度を整備することが必要だと思います。人事評価の中にも、成長や勉強を評価する項目を設けて、自発的に行動できる人間が評価される仕組みを構築する必要があると思います。
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仕事もプライベートも充実できる、そんな会社を選んでいただきたいですね。

―それでは最後に、入社を検討されている皆さんにメッセージをお願いします。

川淵
業務は縦割りになっていますが、仕事をやり遂げるという点では、部門間の壁は少なく、一緒に仕事をしていける環境ですので、大企業と比べると達成感は何倍もある会社だと思います。一緒にこの達成感を味わってみたいという方は、是非、応募してください。
横瀬
働き方改革といいますか、最近では社員の残業時間をしっかり管理していたり、有給休暇も取得しやすい環境づくりをしている会社を見分けてほしいですね。ディー・オー・エスはそういうところで、自分の時間が十分使えると思いますよ。
近重
そうですね、仕事もプライベートも充実できる、そんな会社を選んでいただきたいですね。プライベートも楽しもうと思うと、仕事をしっかりしないといけないし、でもたくさん仕事をしすぎて、自分の時間や遊ぶ体力がなくなっては意味がないと思います。仕事もプライベートも充実して、自分の付加価値を高めることができる。それを手助けしてくれるような企業を選んでください。あなたにとってそれがディー・オー・エスであると私も嬉しいですね。
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